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1960~1990年代前半
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ウルトラマングレート

基本設定

邪悪生命体ゴーデスを追って太陽系内に侵入して来たM78星雲・光の国の戦士。

劇中ではグレートと呼ばれることはなく、ウルトラマンと呼ばれる。

火星での戦いで1度はゴーデスの本体(肉体)を火星で殲滅したものの、ゴーデス細胞として分離して地球に逃れたため、宇宙船を破壊されて地球に帰還する方法を失った宇宙飛行士ジャック・シンドーと同化して地球を訪れる。

第1話でのブローズとの戦いでは、UMAから
「(怪獣が)もう一匹現れた」
と攻撃されるが、ブローズを倒したことで味方と認識されるようになる。

戦闘では苦戦することが多い。

気を失ってその場に倒れこむことも多々あり、その間に犠牲者が出たこともあった。

活動限界は3分だが、その理由は地球の大気汚染のためという独自のものになっている。

ジャックを支配しているわけではなく、ジャックの肉体を共有しているだけでグレートとジャックがそれぞれ意識を持っており、精神世界での会話もできる。

両者の目的が必ずしも一致しない時もあり、UMAの入隊に反対だったグレートの反対を押してジャックが入隊したり、ジャックが怪獣に同情して倒すのを望んでいない時もグレートが怪獣を倒すなど、ジャックの姿の時はジャックを、グレートの姿の時はグレートの意思を尊重している。

また、グレートはジャックの危機を救い、ゴーデスIIとの戦いではジャックが彼を救ったこともあり、ジャックとグレートは強い信頼と絆で結ばれている。

コダラーとの初戦で完敗し、その際に受けたダメージによってエネルギーを使い果たしたため、変身が1回しかできなくなる。

最後の変身でコダラーとシラリーと戦い、UMAがコダラーを倒した後でシラリーを倒す。

正体がバレないようにジャックと分離し、核爆発の核エネルギーを吸収して危険な状態のシラリーの亡骸とともに、人類に再びやり直すチャンスを与えてM78星雲に帰還した。

変身アイテム

デルタ・プラズマー

変身者

ジャック・シンドー

変身者について

26歳の日系人。

元オーストラリア宇宙開発公団の惑星調査員の地質学者。

火星探査中にゴーデスに遭遇し、そこに現れたウルトラマングレートとの壮絶な戦いを目の当たりにする。

その巻き添えで身動きが取れなくなり、友人だったスタンレー・ハガードを脱出させようと宇宙船に向かわせるが、ゴーデスに彼もろとも破壊される。

その後、ゴーデスを撃退したグレートに助けられて同化して地球に帰還すると、彼の反対もあって単独で行動していたが、ギガザウルスとの戦いの後には彼の反対を押し切り、UMAに入隊する。

怪獣対策においては、人命のためならば怪獣の排除もやむなしと判断する他の隊員に対し、科学者の立場から安易に倒すことを嫌う。

割と筋肉質で、行動も伴うアクティブな科学者。

前述の通り、一体化したグレートとは会話できるが、彼との会話を他人の前でしたり、彼を介して得た知識に関して
「なぜそんなことがわかるのか」
と問われても曖昧にはぐらかすことが多い。

飄々とした性格で神出鬼没。

時には変人扱いをされることも多々あった。

ポーズ一覧

光線・技の一覧

バーニング・プラズマ

空間の一点にエネルギーを集中させて両手の間から発生した光線エネルギーを生み出し、高熱光球ウルトラ・ストゥリングを発生させて敵にぶつける。

一度の戦いで3発まで連射が可能。

どんな敵も敵わないグレートの最強技とされているが、本編での使用は第1話でゴーデスとブローズに対して使ったのみで続けて一発目で動きを止め、2発目で止めを刺しているなど最強技という描写はない。

島本和彦の漫画版では最終決戦でコダラーとシラリーの2体を倒すため使用し、グレートに勝利をもたらした。

ゲーム版では怪獣を倒すのに必要な最強技に指定され、本編とは違い一発で敵を倒すことができる。

マグナム・シュート

敵の放つ火炎、冷気(冷凍ガス)、光線などを両手で吸収・増幅し、凝縮して撃ち返す。

必殺技の中で最も使用頻度が高く、ギガザウルス、ゲルカドン、デガンジャを倒した。

第12話ではコダラーに撃ち返されたスタービームをさらに撃ち返したが、コダラーがそれを増幅してさらに撃ち返し、グレートはそれを受け切れずに敗北することになった。

グレートの技で1番多くの敵を倒しているため、ビデオ『ウルトラマンVS仮面ライダー』ではバーニング・プラズマではなくこの技がグレートの必殺技として紹介された。

ナックルシューター

精神波をエネルギービームに変えて拳から放つ。

両手から同時に発射することも、連射することも可能。

主に牽制に使うが、最終回ではダブル・グレートスライサーで致命傷を負ったシラリーに密着状態で発射して止めを刺した。

グレートスライサー

腕から光のエネルギー剣を発生させて敵を切り裂く。

マジャバ(雌)の腕を切り落とした。

左右どちらの腕からでも発射可能。

ダブル・グレートスライサー

グレートスライサーを両腕に発生させる二刀流。

シラリーに4連続で斬り付けて致命傷を負わせた。

島本和彦の漫画版ではそのままシラリーの首を切り落としている。

ディゾルバー

両拳を縦に突き出して放つ原子破壊ビーム。

ギガザウルスの死体を分解して土に還した。

第1話では倒したゴーデスを分解するために使ったが、ゴーデスは細胞単位で地球に逃走してしまった。

第6話ではゴーデス(第2形態)に拳を密着させて放ったが、無効化された。

アロービーム

弓を引き絞るようなポーズから放つ無数の光の矢。

バランガスを倒した。

フィンガービーム
(ダブルフィンガービーム)

前に突き出した人差し指と中指の先から連射するナイフの刃状の光弾。

両手から同時発射することもできる。

ゴーデス(第2形態)やガゼボに使った他、マジャバの卵を焼くために使った。

また、両手撃ちを5連発、計10発当てることでバイオスを倒している。

ディスクビーム

光線エネルギーを円盤カッター状に凝縮して投げつける光刃。

連射も可能。

バランガスにダメージを与え、マジャバ(雌)を倒した。

ナックルボルト

左拳から高圧電流を放射する。

ブローズに使用(映画版のみ)。

パームシューター

エネルギーを集中させた掌底から一気に放つナックルシューターの強化技。

左右交互に出せる。

デガンジャやUF-0に使った。

スタービーム

両掌を交差させて星の形を作り、そこに星型光弾を発生させて投げつける。

ガゼボ、コダラーに使用。

トライアングル・シールド

三角形のバリヤーを体の前面に発生させる。

対ギガザウルス戦で使用。