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1960~1990年代前半
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ウルトラの母

基本設定

M78星雲で光の国のウルトラ戦士のうち、治癒の力を持つ特殊な部隊「銀十字軍」の隊長職にあり、普段はウルトラクリニック78で働く。

ウルトラ戦士たちの救護や看護活動が主任務で、戦闘を行うことはほとんどないが、『ウルトラマンタロウ』第3話でライブキングを倒した実績からも分かるように、戦闘力は決して低くはない。

子守唄は宇宙一上手いとされている。

ウルトラマンタロウの実母であることがよく知られているが、他のウルトラ兄弟とは血縁関係は無いとはいえ、ウルトラの父同様に大きな愛で彼らを優しく見守ることから、実母のように慕われて「母」と呼ばれている。

ウルトラマンタイガの実祖母でもある。

ウルトラセブンの母は実姉という設定も存在したが、この設定は現在では使用されていない。

また、ウルトラマンAは孤児で、ウルトラの母に引き取られていたという設定もある。

本名は、映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にてウルトラウーマン マリーと設定された。

初登場した『ウルトラマンタロウ』で地球で行動する際に東光太郎の亡き実母と瓜二つの、通称「緑のおばさん」の姿になることもあった。

未来を見通す能力を備えており、自身が東光太郎にタロウの命を授けて地球の守りに就かせることを知っていた。

または「タロウの地球駐在の任に際しては前もって地球に潜入し、実の息子を託すにふさわしい人間を探していた。」ともされている。

初登場当時、“エンペラ星人率いる怪獣軍団と光の国で繰り広げられた戦争の際、負傷したウルトラの父(当時はまだ大隊長ではなかった)の看護を担当し、それがきっかけで恋愛関係になり結婚した”という馴れ初めが書籍で語られている。

初代ウルトラマンのデザインを担当した成田亨は、乳房が付いたウルトラの母の造形(正確にはタロウファミリーの造形そのもの)を否定している。

変身者

緑のおばさん(東光太郎の亡母と二役)

ポーズ一覧

光線・技の一覧

マザー光線

マザーブルーのエネルギーを右腕に移して発射するダメージの回復と治療を進める瞬間治療光線。

『ウルトラマンタロウ』第3話と第19話でタロウに、映画『新世紀ウルトラマン伝説』ではウルトラマンゼアスとウルトラマンナイスに使った。

マザーシャワー

再生エネルギー光線の雨を降らせて死者を蘇らせる技。

『ウルトラマンタロウ』第19話でバードンに倒されたタロウに使用。

『ウルトラマンメビウス』第11話でハンターナイト ツルギを甦らせる際にも良く似た技を使っている。

マザー破壊光線

右腕から発射する破壊光線。

タロウのストリウム光線に負けない威力を持つ。

『ウルトラマンタロウ』第3話でストリウム光線との同時発射でライブキングを倒した。

パワービーム

映画『ウルトラマン物語』でタロウのウルトラホーンに超エネルギーを集める特訓で使った光線。

両手から放射する。