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1960~1990年代前半
1990年代後半
2000年代
2010年代以降

ウルトラの父

基本設定

M78星雲光の国の宇宙警備隊の大隊長を務める。

ウルトラの母とは夫婦関係にあり、ウルトラマンタロウの実父にしてウルトラマンAの養父であり、ウルトラマンタイガの実祖父でもある。

ウルトラセブンは義理の甥という設定もかつては使用されていたが、2016年以降は使用されていない。

ゾフィーの幼少期に戦死(討死)した彼の父とは、親友同士であった。

初代ウルトラマンなどの他のウルトラ兄弟には、血縁関係こそないもののその偉大さや人柄から、実父のように慕われている。

ウルトラシリーズの根幹であるM78世界においては地球を訪れるたびに奇跡的な力を示していたことから、ウルトラ戦士のみならず地球人からも尊敬されており、『ウルトラマンメビウス』ではウルトラの父降臨祭なる記念日まで制定されていることが判明する。

本名は2009年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でウルトラマンケンと設定された。

『ウルトラマンA』第27話で初登場。

ヒッポリト星人にブロンズ像にされたウルトラ5兄弟の救出に現れ、ヒッポリト星人と戦って善戦したが、長旅の疲労で本来の力を出すことができず、残りの全エネルギーをエースに与えて復活させた後で力尽きる。

その後、第38話で復活してサンタクロースの姿で現れる。

『ウルトラマン80』第38話では空に映るイメージとして登場し、80を励ました。

その後のテレビシリーズでは長らく登場しなかったが、久々にM78世界が舞台で昭和ウルトラシリーズと世界観を共有する『メビウス』では、メビウスを地球へ送り出す際に登場する。

第37話ではジャシュラインによって黄金にされたメビウスを助けるが、作中では過去に地球を訪れた時期(現実では登場した放送回)が主にクリスマス前後だったことを記念する前述の降臨祭が開かれていた時期だったこともあり、人々から大声援を浴びている。

『ウルトラ銀河伝説』では、光の国を襲撃したウルトラマンベリアルを迎え撃つ。

ベリアルとはウルトラ大戦争をともに戦った旧友であり、対峙した際は説得して平和的解決を試みていたが、結局は戦うことになって敗北し、光の国や他の戦士とともに氷結してしまう。

その後、ウルトラマンゼロがベリアルを倒し、プラズマスパークエネルギーコアを取り戻したことで復活している。

なお、本来の役職「大隊長」と呼ばれるのは『メビウス』の劇中だけで、それ以前は「お父さん」などと呼ばれていた。

ただし、「お父さん」と呼んだのは実子のタロウと、両親がおらずウルトラの父に育てられたエースの2人のみである。

また、後年の『ウルトラマンタイガ』では孫のタイガに「じいちゃん」と呼ばれている。

ポーズ一覧

光線・技の一覧

ファザーショット
(ファザー光線)

両手をL字型に組んで放つ光線。

『A』第38話でナマハゲを倒したほか、漫画『ウルトラマン超闘士激伝』でもメフィラス大魔王に使用した。

クレッセントショット
(クレセントショット)

手先から発射する三日月状光弾。

『A』第27話でヒッポリト星人にダメージを与えた。

ウルトラシャワー

両手先を合わせて水を噴射する技。

火を消すほか、ヒッポリト星人のヒッポリトタールを洗い流すことも可能。

TACを囲む炎を消し、ブロンズ像にされたエースを元の姿に戻した。

エネルギービーム

『ウルトラマンA』第38話で使った右手から放つ回復光線。

サンタクロースの状態で使用し、エネルギーをAに供給した。

パワービーム

ウルトラホーンから放射するエネルギー光線。

映画『ウルトラマン物語』で、タロウのウルトラホーンにエネルギーを集める特訓の際に使用した。

5万年前にが現れた際、父自身も自分の父親(タロウの祖父)から同じ特訓を受けていたという。

ファントムファイヤー

念力で相手の足元に炎を発生させる。

映画『ウルトラマン物語』で、タロウの特訓のために使った。