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1960~1990年代前半
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ウルトラマンマックス

基本設定

M78星雲から文明監視員として宇宙と地球の人類の文明が調和できるかどうか監視するためにやってきた光の巨人。

本放送当時は「光の国」出身とはされておらず、過去のウルトラシリーズとも関係はないとされていたが、映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』および『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』ではマックスとゼノンが光の国の戦士として登場している。

『ウルトラマン列伝』ではウルトラマンゼロがマックスを「光の国からやって来た」と解説している。

また、『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』のBlu-ray解説書ではウルトラマンタロウの証言として、マックスの出身地を「M78星雲のどこか」と記述している。

通常はその惑星には干渉しないが、地球の人類の文明を監視するうち、自らを犠牲にしながらも戦うカイトに共振する個性を感じ、彼と一心同体となって地球で頻発した怪獣や侵略者から人類を守るために戦うことを決意する。

地球での活動時間は3分間。

マックス自体の意思はカイトと融合しておらず彼と会話することもあるが、変身前はカイトの自主性を尊重して滅多なことでは表に出てこない。

だが、無益な争いを好まず、何らかの事情が怪獣や宇宙人側にある場合には穏便な解決方法を選ぶ。

最終話で、ギガバーサークに倒されて磔にされるが、DASHの活躍で復活して勝利した後、カイトと分離してゼノンと共にM78星雲へ帰った。

『ウルトラマンX』第8話にゲスト出演した際は、カイトの姿を借りる形で作中世界の地球へ現れている。

変身アイテム

マックススパーク

変身者

トウマ・カイト

変身者について

8月30日生まれで、血液型はO型。年齢は23→24歳。

中学生時代、旅行中に地震災害で両親を亡くし、そのことから誰かを守りたいと決意して民間の災害ボランティアで働いていた。

一度DASH入隊試験を受け不合格となった過去があるものの、守ることへの思いを捨てきれずグランゴンやラゴラスに立ち向かった際にウルトラマンマックスと出会い、「共振する個性」を見出されて一心同体となり、その救助活動が評価され晴れてDASHへ入隊した。

他人を守るためなら捨て身で行動するなど熱く無鉄砲なところもあるが、穏やかで真面目な青年で、児童養護施設の子どもたちにも慕われている。

出動時にはミズキとコンビを組むことが多く、ミズキも「相棒」と言っている。

第3話では、エイリアンという疑惑をかけられたマックスが地球人の味方だと強引にでも証明しようとしたためにマックスになることを拒絶され、また第30話ではマックスの力に対して疑問を抱き、いつまでもマックスの力に頼ってはならないと考えるようになる。

最終回でマックスと分離する際に地球の未来を自分たちの手で掴み取る約束をし、見事に約束を果たした。

後にミズキと結婚する。

なお、老いたカイトとミズキを青山と長谷部が演じる際は、それぞれ白髪のかつらとメイクを施されていた。

使用武器

マックスギャラクシー
マックスギャラクシーについて

シリーズ中盤でウルトラマンゼノンから与えられた右腕に装着して使用する強化アイテム。

普段は装着しておらず、使用時は右手を天に掲げて虹色の光線を手のひらから放つことで、天空から召喚して装着する。

膨大なエネルギーを核融合に似た原理で生み出している。

ただし体力の消耗が激しいため、エネルギー不足の場合は光線技が使えない。

『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』ではゼノンが装備し、アブソリュート空間へのゲートを維持した。

ポーズ一覧

光線・技の一覧

マクシウムカノン

左手のマックススパークを天高く掲げて大気中の光を集中し、両腕を逆L字形に組むことで放つ、最強最大の必殺光線。

七色に光り輝いて相手を爆発させたり、光の粒子レベルまで分解し、昇華させることが可能。

大量のエネルギーを用いるため、連射は不可能なほか、光を集中する際に隙ができることが弱点で、この瞬間に攻撃されることもある。

『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』では謎の時空城を破壊した。

マクシウムソード

頭部の角飾りを分離して発射する宇宙ブーメラン状の武器。

ウルトラ念力を使い投げた後の軌道を自由自在に操ることが可能。

通常は敵の角や翼などを切断するために使用するが、決め技として使用することもある。

手に持って斬りつけるソードスラッシュや、途中で複数に分裂させて敵に四方八方から斬りかかってばらばらに体を切断する必殺技・マクシウムソード分身シュート2つに分裂させて、2体の敵を切るマクシウムソードダブル切りナイフのように手に構えて敵を切断するマクシウムソードナイフ戦法など様々なバリエーションが存在する。

敵の光弾を弾くなど、防御にも使用可能。

アイシングウェーブ
(マックス消火ビーム)

火災を消し止める際などに使用する両手先から放射する光の衝撃波による冷凍光線。

浄化光線

相手の怒りを鎮め、眠りにつかせる特殊光線。

対ナツノメリュウ戦で使用。

スパークシールド

マックススパークから発するエネルギーで展開する光のバリヤー。

通常は円形だが、状況に応じて壁状帯状小型円形状などバリアの形状を変化させることが可能。

また、空中静止しながら使用することもある。

マックスバリヤー

金色の光の幕状のバリヤーを体の前面に張って、敵の攻撃を完全に防御する技。

スパークシールドに似ているが、第12話と第34話で使用したのはこれである。

ギャラクシーカノン

左手をかざすことでマックスギャラクシー先端から放つ新たな最強の必殺光線。

マクシウムカノン以上の威力を持つため、マクシウムカノンが通じない敵に対して使用することが多い。

『ウルトラマンX』ではスラン星人クワイラを倒した。

ギャラクシーソード

マックスギャラクシーの装着時に現れる光を伸ばした鋭い長槍。

マクシウムソード以上の切れ味を持つ。

敵を攻撃することはもちろん、敵の光弾を切り払うことにも使用する。

地表から宇宙空間まで届くほど超巨大な光剣ギャラクシーソード最大パワーを形成することも可能だが、それには膨大なエネルギーが必要なため、後述の900メートルに超巨大化した時のみ使用している。

『決戦!ウルトラ10勇士!!』ではスラン星人(エタルダミー)を倒した。