ウルトラマンA(エース)
基本設定
ウルトラ戦士の中で多くの光線技と超能力を持ち、特に多様な光のカッターを使った切断技のバリエーションにかけては右に出る者はおらず、切断技のエースと呼ばれる所以である。
胸にカラータイマー、額にウルトラスターの2つのエネルギー源があり、それまでのウルトラ戦士と比べて倍のエネルギーを使用できるためとされている。
戦闘能力のポテンシャルはかなり高く、敵が怪獣から超獣へ強さが数倍に強化されたのに合わせ、Aの戦闘能力も相当向上している。
また、セブンのアイスラッガーのような大きな突起を頭頂部に持つが、アイスラッガーが切れ込みが入っているのに対し、これは小さな穴があいている。
ウルトラホールと呼称されるこの穴は、太陽エネルギーを吸収する、戦闘力強化(第8話、第14話など)、ウルトラサインの発生機能、他のウルトラ戦士のエネルギーを吸収するなど、ウルトラマンタロウのウルトラホーンと同様の機能を持つ。
学年誌の解説においては、訓練次第でアイスラッガーのような白兵武装として使えるようになるとされており、蛭田充の漫画版では実際に第3話で頭頂部が伸びて超獣を串刺しにする「エースラッガー」という技を用い、バラバを倒している。
掛け声はウルトラマンやウルトラマンジャックからの流用(声 – 中曽根雅夫)に加え、第3話からは納谷悟朗による固有の掛け声がたびたび用いられている。
北斗星司と南夕子の片方が重病や怪我で体力が弱まると、戦闘能力や防御力が低下する。
戦闘では残虐にいたぶられるケースも多く、本放送当時におけるウルトラ兄弟の末弟として、しばしば救援を仰ぐ。
両性具有的な設定もあわせ、神々しさ・力強さ・偉大さ・弱さ・未熟さ・若さといった相反する性格が混在する複雑なキャラクターでもある。
また、変身能力を授ける際に北斗と夕子をお前呼ばわりするなど、他人に対して大きな態度で接することもあった。
しかし、倒した超獣の死骸を墓に埋葬したり持って帰ったり、あるいは戦闘中に特に理由もなく相撲の四股を踏むなど、特異な行動も見せる。
変身アイテム
変身者
変身者について
北斗 星司(ほくと せいじ)について
年齢20歳、7月7日生まれ。血液型B型(第25話より)。
物語開始時は広島県福山市のパン屋で、パンの配送車のトラック運転手として働いていた。
ベロクロンの侵攻から夕子や子供たちを守るべく、タンクローリーで特攻して命を落としたが、その勇気をウルトラ兄弟に認められ、夕子と共にウルトラマンAから新たな命を与えられて復活し、Aに変身できるようになった。
その後、夕子と共に故郷を後にしてTACに入隊する。
正義感が強く勇敢でもあるが、お調子者なところもあり、ウルトラマンとしての超感覚と正直者で血気盛んかつ短気な性格のために他の隊員からは不信扱いされ、謹慎処分を度々受けていた。
過去に関しては、生後まもなく父親が他界、9歳まで寝小便癖あり、中学時代には同級生や知り合いの大学生とともに冬山で遭難、少年時代はグレかかっていた時期があったことが語られている。
そういった経験から、父親のいない子供、暴走族、寝小便の治らない子供と心を通わせる話も見られた。
第28話で月星人だった夕子が同胞の元に去っていったため、以降は単独でAに変身している。
また、第29話で知り合った、ウルトラの星が見えることからウルトラ6番目の弟を自称する梅津ダンを教え導く。
第52話でヤプール残党の策略により、人を信じる気持ちを失いかけた子供たちの心を救うため、彼らの眼前でAに変身してジャンボキングを倒す。
そして、最後のメッセージを伝えて地球を後にした。
Aとは一体化したまま地球を去ったため、『ウルトラマンタロウ』第33話・第34話、『ウルトラマンメビウス』劇場版・第44話にもAの人間体として登場。
『ウルトラマンタロウ』第33話・第34話、『ウルトラマンメビウス』劇場版では郷秀樹=ウルトラマンジャックとともに、ハヤタ=ウルトラマンやモロボシ・ダン=ウルトラセブンの制止を振り切って真っ先にタロウやメビウスを助けにいこうとする一方、勝利に驕ったタロウ=東光太郎に憤りを露わにするなど、本作品での血気盛んぶりも健在である。
また、『ウルトラマンメビウス』第44話では上述のメッセージを「変わらぬ願い」としてメビウス=ヒビノ・ミライに伝えている。
南 夕子(みなみ ゆうこ)について
年齢19歳、北斗と同じ7月7日生まれ。血液型O型(第5話より)。身長160センチメートル、体重55キログラム。
元は広島県福山市の病院で看護師として勤務していた。
北斗共々、Aへの変身能力を与えられた後、TACに入隊する。
プログラムやオペレーションを主に担当するが、積極的に実戦にも参加する。
常に沈着冷静に物事を考え、北斗のピンチを救ったことが何度もある。
一方では積極性の強い面もあり、北斗とのデートでは必ず彼女の方から誘うらしく、劇中では第5話にてデートシーンが描かれている。
大食いでもあり、第19話では特大ラーメンを注文している。
一見、真面目そうだが実は1回だけ謹慎処分を食らったことがある(第3話)。
これは、実際はバキシムの襲来をTACが予測していなかったことによる誤解からだった。
第14話で北斗に自爆攻撃を強要した高倉司令官を、山中隊員とともに司令室から叩き出している。
その正体は、かつてルナチクスに滅ぼされた月星人の高度文明種族の末裔で、ルナチクス打倒を目的に月星人を代表して地球へ派遣されていた。
第28話でルナチクスを倒すと自分のウルトラリングを北斗に託し、月星人の世界を再建すべく仲間の待つ冥王星へ旅立っていった。
その後、第38話と第52話や後続作品にも登場。
失明した者を回復させる虹状の光線やテレパシー、空中飛行や巨大化といった月星人の特殊能力を発揮している。
ウルトラの父からは一目置かれているらしく、第38話ではウルトラの父の召喚に応じて地球に飛来している。
永岡書店発行、監修・円谷プロダクション、構成・竹内博『ピコピコブックス13 輝け!ウルトラ戦士!!』には、夕子の生い立ちについての項目があり、以下のような記載がある。
かつて月には、高度な文明が栄えていた。
ある日、超獣ルナチクスの襲撃を予見した月星人の指導者たちは、夕子を地球に送ることを決断する。
時は流れ、ある日、赤ん坊の姿の夕子が入ったカプセルを発見した南博士は、それを持ち帰り、彼女を自分の娘として育てた。
成長した夕子は看護師になり、そして超獣ベロクロンによる広島県福山市襲撃の日を迎えた。
ポーズ一覧
光線・技の一覧
- メタリウム光線
Aの最も得意とする必殺光線。
両腕をL字型に組んだ右腕から発射される。
直前に両腕を伸ばしつつ上半身を大きく左後方にひねって大きく腕を振りかぶり、右腕を立ててその下に左腕を組む。
発射ポーズはウルトラセブンのワイドショットと同じで、威力はそれを上回るとされる。
決め手として多く使われていたが、避けられたり効かなかったことも何度かあった。
第14話ではエースロボットも使用したが、エースキラーには通じなかった。
第38話・第50話では腕を下で交差させて上へ広げる動作を加えている。
『ウルトラマンメビウス』でもルナチクスを倒しているほか、他の兄弟の光線技と協力し、エンペラ星人の力で太陽を覆い尽くしていた黒点を消滅させた。
『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』でも使用され、強化型のメビウスキラーを破壊した。
映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でプラズマスパークを守るためにジャックや80と共にウルトラマンベリアルと戦った際、ジャックのスペシウム光線、80のサクシウム光線とを放って融合させ、ウルトラマンベリアルを攻撃した。
映画『ウルトラマンサーガ』でも使用され、バット星人の作り出した怪獣兵器ベロクロンを倒した。
『ウルトラファイトビクトリー』でもビクトリーキラーのM87光線と互角の威力を見せ、スーパーグランドキング・スペクターにはウルトラマンギンガやレオ兄弟ともに合体光線として放ち、撃破に成功している。
- スペースQ
ウルトラ4兄弟のエネルギーを借りて頭頂部に集め、エネルギー光球と化して両手投げの要領で敵に放つ必殺技。
Aが放つ光線技の中で最強の威力を誇る。
第14話でメタリウム光線の効かないエースキラーを撃破した。
裏設定では、A単独での使用も可能である。
内山まもるの漫画版(『ザ・ウルトラマン』に収録)ではこちらの設定が採用されており、タロウのストリウム光線やウルトラ戦士たちが斉射したスペシウム光線すら無傷で受け止めるアサシン星人に、脳震盪を起こさせている。
『ウルトラ6兄弟 THE LIVE in 博品館劇場 -ゾフィー編』でも単独使用され、他のウルトラ戦士の必殺光線と一斉発射し、エンペラ星人の怪獣軍団を消滅させた。
『ウルトラマンZ』第19話にて、スペースQのエネルギーをゼットに与え、バラバにスペースZという技を放った。
- パンチレーザー
額のウルトラスターから放射される、敵を怯ませる程度の威力があるレーザー光線。
第1話ではベロクロンの口に当てて、ミサイルと火炎能力を喪失させた。
断続的に発射するタイプもあり、こちらはレッドジャックにダメージを与えたが、フブギララには効かなかった。
ウルトラセブンのエメリウム光線と同等かそれ以上の威力とされる。
『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』でも使用、宿敵ヤプールの乗り移ったメビウスキラーGにダメージを与えた。
『ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ』ではロボット超人 ニセウルトラマンエース(SR)も使用し、ウルトラマンゼロにダメージを与えた。
『ウルトラファイトビクトリー』では、超獣軍団への牽制として前者のタイプが使用された。
- パンチレーザースペシャル
パンチレーザーの強化版で、両手を広げて発生させたレーザーエネルギーを手先に集中し、3本の赤色光線にして放つ。
DVD『ウルトラ必殺技大百科』では「威力はメタリウム光線よりも強い」と解説されている。
第9話でガマスを倒した。
- ウルトラギロチン
「ウルトラギロチン」
と叫んでから、広げた両手の間に頭部のエネルギーホールから発生させたエネルギーをノコギリ状の刃が付いた光輪を丸めて作り出して放つ。光輪は途中で3つに分裂して、敵を切り裂く。ウルトラスラッシュよりも数倍の威力を持つ。
エネルギーを大量消費するために使用にはウルトラの星からの許可が必要。
第6話では、メタリウム光線を避けたブロッケンに対し、ウルトラ4兄弟からのウルトラサイン「立て!撃て!斬れ!」を受け使用し、撃破した。
このエネルギーは様々な形に変形可能。
映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』でも使用、1本1本が強力な超獣数体分の力を持つUキラーザウルス・ネオの触手を切り裂いた。
『ウルトラファイトビクトリー』でも使用されビクトリーキラーにダメージを与えた。
テレビ版では3発だった分裂数が近年では7 – 8発に増えており、いずれの場合も単独で使用している。
- ギロチン・ショット
Aが単独で放てる最強の技。
ウルトラギロチンのパワーアップ版で、別名:スペースギロチン。
ウルトラギロチンのエネルギーをスペースQの応用で凝縮して放つ最強のカッター技。
通常のウルトラギロチンを大幅に超える破壊力を持つ。
最終話でメタリウム光線に耐えたジャンボキングの首を切断して倒した。
『ウルトラマンフェスティバル2004』でも使い、メタリウム光線の通じないヒッポリト星人を倒している。
漫画作品『ウルトラマンSTORY 0』では、ゾフィーの力を借りて、バルタン星人の宇宙船を破壊した。
- バーチカルギロチン
胸の前で組んだ両手を上下に素早く開いて右手刀と左手刀の間に大きな三日月型の切断力場を形成し、敵に発射して真っ二つにする。
メトロン星人Jr.、キングカッパー、バッドバアロン、フブギララを倒した。
第8話のメトロン星人Jr.戦のナレーションではこの技が「ウルトラギロチン」と呼称され、同時に「エネルギーの消耗が激しい」という解説もされている。
第43話では青いタイプを使用した。
映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』でも使い、ギガキマイラのキングゴルドラスの頭の角を斬った。
『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でもウルトラマンベリアルを攻撃する際に使ったが、この時は避けられてしまった。
『ウルトラファイトビクトリー』では、ベロクロンを撃破する活躍を見せるもスーパーグランドキング・スペクターには破られてしまった。
『ウルトラマンSTORY 0』では、強化版のバーチカルギロチン・ウルティマで惑星ギガントに向けて放たれた宇宙戦艦アイアンロックスのゴルドニウム砲を切り裂き、惑星を救った。
- ホリゾンタルギロチン
バーチカルギロチンの変形技。
三日月型の切断力場を垂直ではなく水平に形成したもの。
第33話でバッドバアロンの首を切断した。
「horizontal(ホリゾンタル)」とは「水平の、横向きの」という意。
- サーキュラーギロチン
別名:サーキュラーナイフ。
両手を振って十字を描き、三日月型の切断力場を2つ重ねて形成する十字型ギロチン。
第12話で使用し、サボテンダーを四分割にした。
『ウルトラマンZ』では、バラバの攻撃からゼットを守るために使用している。
- マルチ・ギロチン
別名:ギロチンナイフ。
頭部と両手先、みぞおちのあたりから小型で十字型の光のナイフを計4本放つ。
第11話でユニタングをバラバラにしたが、倒すまでには至らず再生されてしまった。
- ウルトラスラッシュ
ウルトラマンの八つ裂き光輪と似ている切断技。
設定によればメタリウムエネルギーを凝縮してフリスビー状の光刃にして敵に放つ。
資料によっては、ウルトラマンのものと同等の威力を持つとされ、またスペシウム光線の5 – 6倍の威力を持つと記載している。
第3話でバキシムの首を切断して倒した。
『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』で初代ウルトラマンが使用したような手持ち武器の形で使用。
内山まもるの漫画版ではガマスを撃退しており、作中では「八つ裂き光輪」と呼称されている。
- タイマーショット
腕を胸の前で交差後、左右に開き、露わになったカラータイマーから虹色の太陽エネルギーを発射する破壊光線。
第4話でガランの腕を焼き切った赤い光線と、第25話でスフィンクスの胴体を爆砕した虹色の光線がある。
資料によっては、虹色のほうがエネルギーの消耗が激しいと解説している。
『ウルトラマンZ』では、バラバの牽制として虹色のタイプが使用された。
- アロー光線
前で両手を合わせて、命中とともに爆発する高熱を帯びたくさび型光弾を連射する。
色は赤、白、青の3種類で、主に牽制に使う。
キングカッパー、ヒッポリト星人、サウンドギラー、フブギララに使用。
また、当たると電撃になってダメージを与える光輪タイプもあり、これは第34話でカイテイガガンに使っている。
『ウルトラマンZ』では、バラバ戦で使用した。
- スラッシュ光線
右手先から放つ矢尻型の単発の手裏剣状のカッター光線。
第3話でバキシムの角ミサイルを破壊した。
『ウルトラマンZ』ではウルトラネオバリヤーと組み合わせて連射してバラバを牽制した。
- スター光線
両手先の間から星型手裏剣状光弾を連射して超獣の体に突き刺して爆発させる。
別名:スターショット。
第37話でマッハレスにダメージを与えた。
牽制技であり、威力もあまり高くはない。
- エネルギー光球
頭上に掲げた両手の間に発生させた破壊エネルギーを丸め、赤い光球状にして投げつける。
当たると爆発する。
第10話でザイゴンにダメージを与え、動きを止めた。
- ダブルビーム
右腕を上に、左腕を前に伸ばし、両手先からそれぞれ白色光線を放ち、一点を狙う。
第12話で首に巻きついたサボテンダーの舌を焼き切った。
- ドリル光線
重ねた両手にドリルのように渦を巻いた光線を発射する。
第15話でAに巻きついて締め上げようとしたキングクラブの尻尾をバラバラにした。
- ストレート光線
両手を広げ、両手先から一点を狙って断続的に放つ強力なエネルギー光弾。
第23話で巨大ヤプールに使用。
- ムーン光線
右手から三日月型光弾を連射する。
第23話で巨大ヤプールに使ったが、弾かれた。
- ブルーレーザー
交差させた両腕を伸ばして放つ青色熱光線。
第42話では雪山の頂に放ち、雪崩を起こしてアイスロンの死体を埋めた。
- シューティングビーム
両掌を合わせて連射する青い破壊エネルギー波。
第38話でスノーギランに使ったが、効かなかった。
- ハンディシュート
両手先から断続的に発射する弓矢型光線。
第40話でスチール星人に使用。
- ダイヤ光線
両手先を合わせて放つ菱形のエネルギー光弾。
別名:カッタービーム。
第19話ではブラックピジョンを倒し、第37話ではマッハレスにダメージを与えた。
- ハンドビーム
ジャンプして両手をそろえて上空から放つ青い爆発光線。
第29話ではアングラモンの弱点の胸を撃って倒した。
地上でビームを断続的に発射するタイプもあり、こちらはバクタリにダメージを与えた。
- グリップビーム
右拳から放つ破壊光線。
第29話でカイマンダを倒した。
- アタックビーム
両手先の間から放つ超高熱の赤色熱光線。
第15話でキングクラブを爆砕した。
- エネルギー光線
両手間に発生させたエネルギーを凝縮し、断続的に放つ。
第46話でダイダラホーシを倒した。
- タイマーボルト
カラータイマーから空に電撃エネルギーを放射し、敵に稲妻を落とす。
別名:ウルトラサンダー。
第22話では、ブラックサタンに石油を浴びせた後、この技で炎上させた。
内山まもるの漫画『かがやけ ウルトラの星』でも使用され、空中の怪獣軍団を一網打尽にしている。
- ウルトラシャワー
両手を合わせて噴射する溶解液。
第11話では再生能力により切断技が効かないユニタングにとどめを刺した。
- 実体化ガス
両手を合わせて特殊なガスを噴射して超獣の幻影を打ち破り、実体を探す。
アプラサールに使用。
- 消火フォッグ
指先から強力な霧状の消火液を噴射する。
第10・15話で火災を消し止め、第41話ではカイマンダの後光輪の炎を消火した。
- セット光線
第16話でカウラに鼻輪をかけ、大人しくさせた特殊な光線。
- エースバキューム
万歳したあと、両手を水平にして前につきだして重ね、両手から青い光線を放つ。
この光線は渦巻き、そこにある毒ガスや水流をAの両掌に吸収する効果がある。
ガランの吐くガスや、キングカッパーの頭の皿の水を奪った。
- ドライスパーク
右腕を頭上に掲げ、2本指から高熱の光を放射する。
第19話では、キングカッパーの皿の水を奪ったあとで、全身を乾燥させるのに利用した。
- エーススパーク
両腕を頭上で交差させたあと、下へ振り戻してへそのあたりから矢尻型の光弾を放つ。
第3話でバキシムの動きを止めた。
- ストップフラッシュ
腕を胸の前で交差させて放射する活動停止光線。
第11話でユニタングの動きを止めた。