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1960~1990年代前半
1990年代後半
2000年代
2010年代以降

ウルトラマンメビウス

基本設定

ウルトラの父からの命を受け、地球防衛に就いた宇宙警備隊のルーキー。

ウルトラマンタロウを師と仰いでおり、変身巨大化時のポーズや戦闘スタイル、使用技などにタロウとの共通点が見られる。

ウルトラゾーンに飲み込まれつつあった地球人の青年バン・ヒロトをモデルに自らヒビノ・ミライの姿となり、ディノゾールとの戦いで一度全滅したCREW GUYSに、新生クルー第1号として入隊。

当初はルーキーということもあって戦い方に未熟な部分が垣間見られ、GUYSから反感を買われることもあったが、彼らとともに戦いながら成長していった。

第29・30話で、地球ではミライの姿で行動していることをGUYSに知られてからも、彼らとともに戦い続けたと同時に、他のウルトラ戦士と邂逅するごとにその戦士の特徴を受け継ぎ、技や攻撃方法の幅を広げていった。

第50話でエンペラ星人を倒した後、ウルトラ兄弟の一員となっている。

2006年4月15日に横浜スタジアムにて行われた横浜ベイスターズ対読売ジャイアンツ戦で、光の国にある宇宙警備隊野球部のエースだったことが明かされている。

後の『ウルトラマンタイガ』ではタイガから兄弟子と仰がれている。

変身アイテム

メビウスブレス

変身者

ヒビノ・ミライ

変身者について

ウルトラマンメビウスが、仲間や父親を救うために自らを犠牲にした宇宙飛行士のバン・ヒロトをモデルに自ら地球人に変身した姿で、外見年齢18歳。

ヒロトの父バン・テツロウから言われた言葉の中にあった「日々の未来」が名前の由来。

純粋で正義感が強い明るい性格だが地球に関する一般常識は充分でなく、日常的な知識の面で疎く、言動の端々に異文化に対する戸惑いがある他、不意に正体を知られかねない言動がある。

GUYS入隊直後に食べて以来、カレーが大好物である。

パイロットとしての戦果が高く、墜落数はゼロである。

第29・30話で隊員たちに正体を知られたが、それ以降は他の人物に対しても自分の正体を隠すことはしなかった。

地球を訪れる以前から地球と人間に対して強い憧れを抱いており、人間への信頼や彼らを愛する気持ちが一際強いが、それゆえに第44話でヒルカワから受けた理不尽な暴虐行為や、第45話でデスレムの策略に陥れられた際に身勝手にGUYSや自分を非難してきた市民など、人間の醜い姿を目の当たりした際には、一時は人間に対し失望感を覚えるほどの激しい衝撃を受けている。

人間として暮らしながら人間の良き点と悪しき点の両方を学び、ウルトラ兄弟が地球を「かけがえのない星」と呼んで命懸けで守った理由を理解すると同時に、「自分自身にしか見付けられない本当に大切なもの」を見つけていった。

第50話でエンペラ星人を倒した後、地球での経験を後輩のウルトラマンに伝えていくことを隊員たちに約束し、光の国に帰っていった。

装飾品

メビウスブレス
メビウスブレスについて

メビウスが地球防衛に就く際、ウルトラの父から授けられた赤い神秘の万能アイテム。

本来の姿の際には、常に左前腕に装着されている。

中央にはトラックボール状のクリスタルサークルがあり、これに右手を翳して回転させることで、メビウスへの変身をはじめ、変身前後を問わず技や能力の多くを発動できる。

ポーズ一覧

光線・技の一覧

メビュームシュート

メビウスブレスのエネルギーをスパークさせ、両腕を十字に組んで放つ高熱光線。

温度は約10万℃以上とされる。

『ウルトラマンフェスティバル2006』ではウルトラホーンに匹敵するエネルギーを秘めたメビウスブレスに、ウルトラマンのエネルギーをチャージして放つ、メビュームシュートの強化版を使用する。

『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』では謎の時空城を破壊した。

メビュームブレード

メビウスブレスから伸びる光のエネルギー剣で、接近戦において使用する。

テレビシリーズでも多用しており、映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ベムラーの青色熱光線を切り裂いたほか、ヒカリと共にベリアルとの戦いで剣劇を繰り広げた。

序盤から中盤にかけては何度か折れてしまうこともあったが、鋭い切れ味を誇り、終盤では強度も増したようで硬質な怪獣を両断する場面もある。

ライトニングカウンター

左の拳から放つプラズマ電撃。

メビウスブレスのクリスタルサークルを回転させてエネルギーを発生させ、引いた腕を正拳突きのように突き出すプロセスを経て放つ。

ライトニングカウンター・ゼロ

ライトニングカウンターを至近距離から放つ高電圧のプラズマ電撃パンチ。

命中後に解き放ったエネルギーで大爆発が起き、それで対象を消滅させる。

グロマイトやゼットンを倒した。

メビュームダイナマイト

タロウのウルトラダイナマイトと同様の原理で放つ自爆技。

本来はウルトラ心臓を持つタロウにしか使えないが、メビウスはメビウスブレスの力により使用可能としている。

技の名称はヤプールが名付けた。

ライトニングスラッシャー

劇場版『大決戦!超ウルトラ8兄弟』で使用。

メビウスブレスから放出したエネルギーで両手を強化させ、突進しながら光の刃となった手刀で敵を切り裂く格闘技。

メビュームスラッシュ

メビウスブレスに右手を添え、右手を前に突き出して放つ破壊光弾。

威力は低いが連射可能で時に部位破壊を起こす。

ミライの姿でも使用可能で、その際はレッサーボガールの小型種を一撃で倒している。

メビュームピンガー

メビウスブレスに右手を添え、右手を前に突き出して放つ光線。

敵の分身能力などを封じる技。

メビウスブレイブの基本設定

ヒカリから託されたナイトブレスで、メビウスがタイプチェンジした強化形態。

左腕を立てナイトブレスを呼び出し、それをメビウスブレスの上部に合体させてナイトメビウスブレスにすることでメビウスブレイブとなる。

胸に金色のラインが発生しているほか、体色も微妙に変化している。

戦闘時には、ナイトメビウスブレスから現れる強化された光の長剣・メビュームナイトブレード(ナイトブレード同様の特徴を持つ)を使用する。

第35話でナイトブレスをヒカリに返却したため、メビウスの各強化形態の中で、唯一劇場作品やOVに登場していない。

装飾品

ナイトメビウスブレス

メビウスブレイブのポーズ一覧

メビウスブレイブの光線・技の一覧

ブレードオーバーロード

メビュームナイトブレードから放つ必殺技。

瞬間的に長大な光剣を形成し敵を∞の形に切り裂く技。

ブレードシュート

メビュームナイトブレードから発射する必殺光線。

ブレードスラッシュ

メビュームナイトブレードの剣先から半月状のカッター光線を放つ。

メビウスバーニングブレイブの基本設定

第30話より登場したメビウスの進化形態。

GUYS隊員たちとの熱い友情の思いをエネルギーに変えて体内から溢れ出たエネルギーが、高熱火炎となって転身した「燃える勇者」。

胸と背には仲間たちとの友情の証の象徴として、ガンフェニックスのペイントやリュウとミライのメモリーディスプレイと同様の、金色のファイヤーシンボルが刻まれている。

身体能力が飛躍的に向上しており、劇場版・OVなどでも出場が多い。

また、炎を発することに由来するのか高熱に耐えうる力を持っており、OV『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』では炎の谷を唯一通れる宇宙警備隊のウルトラ戦士とされている。

装飾品

メビウスブレス

メビウスバーニングブレイブのポーズ一覧

メビウスバーニングブレイブの光線・技の一覧

メビュームバースト

メビウスブレスから発生した炎のエネルギーを胸の部分に集中させて、巨大な火球を敵に放つ。

初登場となる第30話にて、強大な再生力を有するインペライザーを一撃で破壊した。

その後も様々な強敵を撃破してきたが、グローザムには冷気でかき消されて無効化されてしまった。

バーニングメビュームダイナマイト

メビュームダイナマイトのバーニングブレイブ版。

威力も通常の倍であるが、その分自分へのダメージも大きい。

映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』でもベリュドラに、『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』ではエンペラ星人(エタルダミー)を倒した。

タロウのウルトラダイナマイトと同等の威力を持つ。

メビウスフェニックスブレイブの基本設定

第50話で初登場。

1度消滅させられたメビウスGUYSのメンバー(リュウ・マリナ・ジョージ・コノミ・テッペイ)ヒカリが一体化した最終・最強形態。

リュウに装着されたナイトブレスとGUYSのメンバーの友情が起こした奇跡の姿で「不死鳥の勇者」。

ファイヤーシンボルを模した、赤・青・金・銀の非常に派手なカラーリングが特徴。

両肩には金の突起物も生えている。

メビウスブレス・ナイトブレスを共に有するという点でメビウスブレイブと同様だが、そちらが左腕に合体させたブレスを装着しているのに対し、こちらは両腕にブレスが振り分けられている。

初登場時は直後にメビュームナイトシュートの照射となったため格闘を披露することはなかったが、アーマードダークネスとの戦闘時には格闘だけでなく刀剣を使った戦闘まで披露している。

装飾品

メビウスブレス
ナイトブレス

メビウスフェニックスブレイブのポーズ一覧

メビウスフェニックスブレイブの光線・技の一覧

メビュームナイトシュート

メビウスブレスとナイトブレスと仲間の全エネルギーを解放し、十字に組んで発射する破壊光線。

腕をL字にずらすと威力を上げることができる。

上半分がメビュームシュート、下半分がナイトシュートと同じ光粒子で構成される。

劇中ではスペシウム・リダブライザーで威力を増幅したため、本来の威力は不明。

外伝OV『ウルトラマンメビウス外伝 アーマードダークネス』STAGE2ではアーマードダークネスに対して使用し、ダークネスブロードの斬撃によって付けた傷口に照射することでアーマードダークネスの撃破に成功している。

このときは最初から腕の組み方がL字であったほか、スペシウム・リダブライザーを介していない。

メビュームフェニックス

メビウスブレスとナイトブレスを使い自らの肉体をエネルギー化し、高熱火炎となり敵に直撃・粉砕する本形態最大の技。

劇中ではメビュームナイトシュートと同じく、スペシウム・リダブライザーを通してリタブライザー諸共破壊してから命中したため、本来の威力は不明。

この技がとどめとなりエンペラ星人に勝利する。

メビウスインフィニティーの基本設定

メビウスウルトラ6兄弟が融合して超進化し、スーパーウルトラマンとなったスタイルで、全身の模様が6兄弟の各ウルトラマンのものを取り入れており、メビウスブレスの彩色や形も変わっており、大容量のエネルギーを蓄積している

頭部や後頭部に黒いラインが存在し、これ以外の形態では胸部に埋め込まれているカラータイマーが、銀色の装飾に彩られ浮き上がり、真ん中の分割線がより深くなっているのも特徴。

また、通常のメビウスとは逆に赤を基調としたカラーパターンが全身に現れている。

映像作品では劇場版のみの登場だが、雑誌展開などの外伝作品では最後の切り札としてこの形態を見せることもある。

装飾品

メビウスブレス
(メビウスインフィニティーver)

メビウスインフィニティーのポーズ一覧

メビウスインフィニティーの光線・技の一覧

コスモミラクルアタック

全身を膨大なエネルギーで包み、空中から敵目掛けて突進することで敵の中枢を貫通・破壊する。

Uキラーザウルス・ネオを撃破した。

セービングサークル

出現させた青い球体に対象物を包み込んで、衝撃から保護する。

Uキラーザウルス・ネオを倒した際、人質にされていたアヤを救出するために使用した球状のバリア。

インフィニットエッジ

メビュームスラッシュの強化版。

メビウスインフィニティーへの変身とともに変化し、大容量のエネルギーが蓄積されたメビウスブレスから放つ光の刃。