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1960~1990年代前半
1990年代後半
2000年代
2010年代以降

ウルトラマンネクサス

基本設定

宇宙から来た正体不明の謎の“光”。

デュナミストとの同化で力と地球でも活動可能な肉体を得る。

劇中では「光の巨人」「ウルトラマン」と呼称され、「ネクサス」という呼称はエンディングのコーナーのネクサス・シークレットファイルと最終回で孤門が1回だけ用いた。

『ウルトラマンX』第20話への客演時にも、ラストで大空大地と橘副隊長が呼称したのみである。

地球への適応能力が向上したことにより、容姿に差異が生まれ、銀を基調色とした第一形態・アンファンスから力を開放することで赤や青を基調色とした第二形態・ジュネッスにタイプチェンジ(変身)できる。

また、頭部は各形態で共通だが、襟足ともいうべき場所がひれのように伸び、特徴的なデザインとなっている。

ジュネッスのエナジーコアの中心には、メタフィールドの展開時間制限を示すコアゲージ(カラータイマー)が出現する。

ジュネッスのスタイルや姿はデュナミストによって異なる(『X』では別のデュナミストがジュネッスに変身しているが、阿部雄一曰く「現実的な事情でもあり、厳密には違う姿のつもりで見てほしい」とのこと)。

過去作品のウルトラマンと異なり、腕を進行方向へ立てない飛行スタイルを用いる。

両腕には「アームドネクサス」と呼ばれる手甲を装備しており、ここから「クロスレイ・シュトローム」や「パーティクルフェザー」などといった必殺光線を繰り出すことができる。

ウルトラマン・ザ・ネクストウルトラマンノアとは同一の存在であり、同様に胸に赤いY字状のエナジーコアと呼ばれるデザインが採用されているほか、究極最終形態ノアの特徴であるノアイージスが存在する背部の肩付近には、それを匂わせるクリスタルのようなものが存在する。

変身アイテム

エボルトラスター

変身者

孤門 一輝(こもん かずき)
姫矢 准(ひめや じゅん)
千樹 憐(せんじゅ れん)

変身者について

孤門 一輝について

物語開始時は警視庁の山岳救助隊員(巡査)として活躍していた、心優しい好青年。年齢24歳。身長は180センチメートル。

家族については、Episode.13で電話越しではあるが、母親が登場している。

一人称は「僕」だが、Episode.13で母親に電話していたときは「俺」と言っていた。

猫舌。

8歳のころ、川で溺れていたところを
「諦めるな」
という言葉と共に助けられたことで、人命を守る仕事に就くと決意し、人々を救うことに強い信念と誇りを持っている。

命の恩人は名も告げず、姿もはっきりと見えなかったことから、孤門はその人物を「宇宙人」と思うようになった。

ウルトラマンに初めて命を救われた際も
「諦めるな」
という言葉と共に助けられたことから、彼に信頼を寄せるようになる。

彼も新宿大災害の記憶は修正されているが、「ウルトラマン」という言葉を真っ先に思い出し、以降コードネームとして使われることになる。

少年時代のトラウマから、いざというときにパニックに陥ってしまい、救助活動がうまく出来ずに苦悩しているとき、特務防衛機関TLTからのスカウトにより、エリートフォース・ナイトレイダーに転属した。

その特殊な職務の中で、時に傷つき、悩み、恋人のリコを喪いながらも、姫矢の導きやリコと育んだ絆により、彼女の死を乗り越え、自らの心の闇を払い除ける。

以降も数々の戦いや、姫矢の後任である憐との交流、リコの仇である溝呂木への憎しみを乗り越え、人間的にもさらなる成長を遂げていった。

Final Episodeで闇に飲み込まれた凪を
「諦めるな」
の言葉と共に精神世界から救出し、彼女から光の力を受け継いで5人目のデュナミストとなり、全ての元凶であるダークザギとの戦いに臨む。

戦いの中で、姫矢、憐、そしてウルトラマンの記憶を取り戻した人々の声援を受け、アンファンスからジュネッスジュネッスブルーを経て光の巨人の真の姿であるウルトラマンノアへと進化し、遂にダークザギを倒した。

1年後もナイトレイダーに所属し、ビーストから人々を護っている。

ペドレオンに襲われた少年を助けて
「諦めるな」
と激励し、番組を締めくくった。

本番組ではストーリーの区切りの最初と最後に、孤門による語りがある。

ほぼすべてが過去形だが、Final Episodeの語りで現在形となり、最後には未来形となっている。

3年後を描いた短篇『再臨 -ドリームス-』では、ナイトレイダーの隊長となっている。

新たな闇の巨人ダークルシフェルの出現に対し、再びノアに変身して立ち向かう。

姫矢 准について

年齢27歳。

2人目のデュナミストであり、ウルトラマンネクサスの最初の変身者となる。

マンション暮らし。

元は東都日報に属していたフリーのカメラマン。

新人のころは正義感と野心の強い熱血青年で社会の不正を暴いていくが、人間の欲望などの負の感情に触れていくうちに人間不信となり、人間が生きる意味を探すため、自分を追い込むように外国の紛争地帯の戦場に飛び込む。

戦場で負傷した際に現地の少女セラに救われ、辛い環境にもめげずに明るく生きる彼女と暮らすうちに、彼女を妹のように思うようになる。

しかし、再び戦闘が始まったことで彼女の制止も振り切り、戦場へと向かい、その惨状を写真に納めている最中、自分を心配して追ってきたセラが目の前で爆死するという事態に直面、心に深い傷を負う。

さらに帰国後、皮肉にもこの写真が大々的に評価されてしまい、より彼を苦しめる結果になってしまう。

その後はただ無目的に世界中を放浪する日々を送っていたが、夢の中でセラに導かれてネクサスの遺跡の神殿跡に辿り着き、ネクサスと一体化してスペースビーストと戦うことになる。

孤門と出会い、彼を何度も助け、時には自身も助けられたことで良き戦友になっていった。

リコを喪った孤門に過去の自分を重ね、孤門に
「過去は変えられないが、未来は変えられるかもしれない」
と告げた。

戦いのたびに心身共に疲弊していき、遂にEpisode.19以降は戦闘はおろか変身さえも困難な状況になった。

常に自分がなぜ選ばれたかを自問していたが、自らが人類のために戦い、傷つき、そして死んでいくことこそが、「人々が死ぬ瞬間ばかり撮っていたこと」「人々を救えなかったこと」への贖罪になると考え、ダークファウストやダークメフィストといった闇の巨人、ビーストと孤独に戦った。

Episode.24でクトゥーラに敗れ、光の力を全て奪われそうになるが、精神世界でセラと再会。

彼女の言葉で光の真の意味に気付き、過去のトラウマも乗り越え復活。

孤門のウルティメイトバニッシャーにより力を回復し、ダークメフィストとの最終決戦に挑む。

両者の光線が衝突して対消滅を起こした閃光の中に吞み込まれ、メフィストに最後の一撃を加える。

孤門に
「光は絆だ。誰かに受け継がれ、再び輝く」
と言い残して溝呂木と共に姿を消し、生死不明となった。

Final Episodeではダークザギと戦う孤門を光の中から激励し、
「立て孤門!お前は絶望の淵から何度も立ち上がった!だから俺も戦えた!」
と告げた。

1年後には新宿に無事な姿を現し、ナイトレイダーを見守る様子が描かれている。

劇中では語られていないが、放浪していた時期、アメリカで偶然にも憐を見つけ、見ず知らずの彼に自分と似たような孤独を感じ、ファインダーを向けたという裏設定が存在する。

姫矢が憐を見たのはこの時が最初で最後だが、その一瞬で彼自身も気付かないうちに憐を次の適能者へと選択していた。

漫画『ウルトラマン THE NEXT』にも僅かながら登場。

ウルトラマンの名を与えられたネクストのニュースを見ていた。

千樹 憐について

Episode.26より登場した、姫矢に続く3番目のデュナミスト。

アメリカのダラス出身で、現在は遊園地の楽屋に住み込み、レストランでアルバイトをしている年齢17歳の少年。

明るく人懐っこい性格で、天衣無縫で頭脳明晰。

光の力を受け継ぎ、ウルトラマンネクサスとなって戦うことになり、前任である姫矢の戦友の孤門や監視役として派遣された瑞生と心を通わせていった。

孤門には自分のことを秘密にするよう約束させながら、瑞生にはまた会いに来てほしいから自分のことを全部報告してもいいと告げるなど、意外にちゃっかりしている。

実は、TLT北米本部配下の極秘組織アカデミーによってプロメテウス・プロジェクトにより、優秀な遺伝子情報の優秀な部分のみを遺伝子操作によって組み合わせてできた遺伝子情報を基に生みだされたハイブリッド新生児(デザイナー・チャイルド)プロメテの子の1人で、吉良沢とはルームメイトだったこともある。

海洋学者を志していたが、遺伝子操作上のミスで寿命を決める遺伝子に致命的なディフェクトを持っているため、16歳から17歳を境に一気に全身の細胞がアポトーシスを起こして死亡する。

これはラファエルという特効薬がなければ治らず、余命は残り少ない。

プロメテの子の施設にいたときには、待てど暮らせど実らない治療のために、スタッフなど他人の人生を巻き込んで消えていくだけの自分の命と時間に価値を見出ずにいた。

そして、ラファエルの開発中止を受けて、せめて誰も自分を知らない土地で、したいことをしながら死んでいきたいと考え失踪、今に至る。

自分の命に最後の価値を与えてくれた光に感謝し、どうせもうすぐ死ぬのだからいつ死んでもいい、必死で戦っている間は自分のことを忘れていられるという、投げやりな考えのもと、戦いの中でも自身に降りかかる危険などを無視して人を救うなど捨身の攻撃が目立っていた。

だが、Episode.35での凪の言葉で「生きるための戦い」を見出し(これにより彼女を次の適能者へと選択した)、バリアを使うなど自分の身を案じる戦いをするようになる。

Episode.36では瑞生から
「もうすぐ死ぬとしても、それまでの時間と思い出は、確かに残る大切なもの」
ということを教えられ、プロメテの子たちがラファエル開発に成功したという連絡を受けて、人と人との絆が持つ力を目の当たりにする。

さらに、孤門からウルトラマンの光を手にした姫矢のことと
「光は受け継がれていく希望」
という話を聞かされて、親もなく子を成す時間もない自分も、受け継ぎ、渡す流れの中にいたことに気づき、生きて光を繋げることを決意する。

ディフェクトによる寿命はもとより、ウルトラマンとしての壮絶な連戦とそれに対する無茶な戦い方の弊害、松永による人体実験も相まって、その身体は急速に弱っていき、快活に自転車を走らせていた初登場のEpisode.26から、ものの10エピソードも経ぬうちに、肩を借りてやっと立てる状態にまで衰弱していく。

心身ともにいよいよ先が危ぶまれるEpisode.36で、漸くラファエル完成の報を受けるが、同時に最強のビースト、イズマエルが出現する。

孤門や吉良沢、瑞生にはラファエルによる治療を優先するよう言われるが、
「俺は俺の光を走りきる」
と振り切り、最後の戦いに臨む。

吉良沢の激励や孤門の言葉を胸に死闘を征し、感謝の言葉とともにネクサスと分離。

勝利のVサインを見せながら、彼の兄弟であり友人でもあるプロメテの子たちや、海本隼人が完成させた、ラファエルの待つ病院へ運ばれて生還する。

Final Episodeでは姫矢と同様、ダークザギと戦う孤門を光の中から応援。

「負けるな孤門!俺も孤門のおかげで、最後まで戦えた!ウルトラマンとして!」
と告げた。

1年後にも無事に生存している姿が描かれている。

装飾品

アームドネクサス

アンファンスの基本設定

デュナミストが最初に変身するネクサスの基本形態。

銀色に輝くその姿は各デュナミスト共通のもの。超スピードの飛行能力を持つ。

両腕に備わったアームドネクサスは、側面のエルボーカッターで敵を切り裂き、片手または両手を交差して敵の攻撃を受け止めることが可能。

Episode.34ではメガフラシの電撃を受け止めたほか、Episode.09ではラフレイアの可燃性ガスに放たれたチェスターのバニッシャーを防いだ。

パーティクル・フェザーをはじめとする各光線技や、ジュネッスへのタイプチェンジ発動の鍵ともなる。

胸部のエナジーコアは、エネルギーを消耗すると点滅して活動限界時間を知らせる。

ノアやザ・ネクスト(アンファンス)のように銀色ないしグレーが体色のほとんどを占め、他のウルトラマンではやや均等に用いられる赤いカラーは、背部クリスタルとアームドネクサス部分の一部、そしてエナジーコアのみとなっている。

アンファンスのポーズ一覧

アンファンスの光線・技の一覧

クロスレイ・シュトローム

両腕を十字に組んで合わせたアームドネクサスで光をスパークさせて右手から放つ光線。

各ジュネッス形態でも使用可能で、各形態固有の必殺技に比べれば威力は劣るもビーストを撃破するほどの破壊力を秘める。

Episode.05でバグバズンの翼を破壊した。

ジュネッスで使ったものは、Episode.12でノスフェル(1度目)を倒し、Episode.08・11でダークファウストにダメージを与えたが、Episode.10ではダークシールドで防がれ、Episode.17ではダークメフィストに片手で弾かれた。

ジュネッスブルーの使ったものはグランテラに致命傷を与えたが、アンノウンハンドが回復させてしまった。

発射前に抜刀のようなポーズを行い、十字を組む際には後から左手を持ってくる。

パーティクルフェザー

腕を振り、光粒子エネルギーのカッター光線を敵に向かって両手先から放つ。

威力は低めで、主に牽制に用いられる。

両手から同時に放つことも可能。

ゴルゴレムの口吻を切断したこともあるが、クトゥーラの触手には通用しなかった。

ジュネッスの場合は破壊力や切断力が数倍に強化されている。

サークルシールド

水面に生まれる波紋のような、青色に輝く円形状のバリヤーを体の前面に発生させる。

Episode.07・24ではジュネッスで使い、それぞれダークフェザーとダークレイクラスターを防いだ。

Episode.35ではメガフラシの電撃を防ぎつつジュネッスブルーになった。

Final Episodeではジュネッスブルーで使い、やや押され気味ではあったがグラビティザギを防ぎ切ることに成功している。

セービングビュート

敵を打ちのめして戦闘力を奪ったり、人々を助けることに使う手の先から伸ばす光の鞭。

Episode.02では救助のために、Episode.21では逃げるゴルゴレムを引き止めるためにジュネッスで使用。

Episode.29のディレクターズカット版ではバンピーラから救出した孤門を安全な場所に運ぶために念力光線を使っている。

Episode.33でも救助のために使ったが、メガフラシの虹状波動に弾かれた。

基本的な強度は怪獣を縛り、放り投げることができるほど頑丈。

ジュネッスの基本設定

デュナミスト自身の力を解放してアンファンスから二段変身した戦闘形態。

姫矢准の変身するジュネッスは赤や黒の比率が多く、力強く堅実な戦い方が特徴。

戦闘用亜空間・メタフィールドを展開して現実世界と隔離することで、周りの世界に被害を与えたりすることなく、本来の力を発揮して戦える。

生体甲冑を形成する胸部にはコアゲージが現れ、メタフィールド内での3分間という限られた活動時間のタイムリミットを刻み、さらに生命の危機に至るほどの衰弱時にはエナジーコアも点滅する

最終話では孤門もこの形態に変身した。

ジュネッスのポーズ一覧

ジュネッスの光線・技の一覧

オーバーレイ・シュトローム

両腕のアームドネクサスを前方で交差させた後、それをガッツポーズし、そしてV字型に伸ばし、両腕のアームドネクサスをL字型に組んだ状態で凄まじい光エネルギーの奔流を発射、敵を分子レベルで分解、消滅させるジュネッスの最強技。

エネルギーの消耗が激しいため、1回の変身につき1発しか撃てない

ペドレオン、ノスフェル(3度目)、ガルベロス(2度目)の他、ストライクバニッシャーの効かないゴルゴレムも倒した。

Episode.19ではゴルゴレムに発射しようとしたが、ガルベロス(2度目)戦での負傷でひるんで不発に終わった。

Episode.24ではメフィストのダークレイ・シュトロームに相殺され、Final Episodeではジュネッスに変化後すぐにダークザギに放つも寸前で耐え切られた。

『決戦!ウルトラ10勇士!!』では ダークメフィスト(エタルダミー)を倒し、さらには謎の時空城を破壊した。

従来の必殺光線と異なり、怪獣は爆発せず青い粒子にまで分解され、その粒子が空気中で消滅するという特徴を持つ(映画『ULTRAMAN』のザ・ワン消滅時に近いが、あちらは分解後粒子が消滅しない)。

ただし、『劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』にてスペースビーストでもウルティノイドでもない閻魔分身獣ツルギデマーガに使用した際には粒子分解されずに爆発した。

フェーズシフトウエーブ

ジュネッス、ジュネッスブルー共通の位相を光の波紋で褶曲させてメタフィールドを展開する光線。

基本的に展開時は黄金の光が滝のように降り注ぎ、地表からは水泡のような光が立ち昇る現象を起こす。

メタフィールドの外殻はウルトラマンの身体を構成する物質の組成と同じであり、ウルトラマンの身体そのものから作り出されている。

デュナミストの体にダメージが蓄積しすぎると使えなくなる

基本的にビーストを隔離し殲滅するためにメタフィールドを展開するが、メタフィールドはビーストの力を抑え自身も本来の力で戦える機能も持つ。

Episode.EXでは、憐の姿から変身と同時にメタフィールドを展開している。

毎回有利なフィールドで戦っているように見えるが、ダークファウストのダークフィールドに侵食されるなど、逆にピンチに陥ることも多い。

また、Episode.32では構えた直後にダークメフィスト(ツヴァイ)に放たれたダークレイフェザーを回避したために、Episode.34ではメガフラシが既に侵食できない別位相を作り出したため、Episode.35では展開直前に背後からガルベロスの攻撃を受けたため、それぞれ不発に終わっている。

どちらかと言えば、自己を有利にするよりもビーストの隔離・人命の保護などのために用いる面が強い。

コアインパルス

エナジーコアから強力なエネルギー光線を放射して敵を分子レベルで分解させる光線技。

Episode.06でガルベロスを倒した他、Episode.16でダークメフィストに大ダメージを与えて撤退させた。

書籍によっては凄まじい熱量を誇る光線であると解釈されている場合もある。

ネクサスハリケーン

巨大な竜巻状のエネルギー波を作り出す。

ペドレオンを巻き込んで回転させて地面にねじ込ませて動きを封じた。

類似した性能を持つ技もなく、作中を通じて一度しか披露されていない、希有な技。

ボードレイフェザー

高速飛行しながら、両手で三日月型の光刃を発射する。

Episode.15で空中旋回しながら12発連続で発射するも、ダークメフィストに全てかわされてしまった。

スピルレイ・ジェネレード

アームドネクサスで敵の攻撃を受け止め、それを光エネルギーに変換して撃ち返す技。

ダークメフィストとの最終決戦で使用、ハイパーメフィストショット7発を全て受け止め、纏めて変換して撃ち返し、大爆発と共にダメージを与えた。

ジュネッスブルーの基本設定

千樹憐が力を解放して変身するジュネッス。

形状は姫矢のジュネッスと同じだが、ジュネッスブルーの名の通り、青い体色となっている。

右腕のアームドネクサスはノーマル・ソード・アロー・ファイナルの4つのモードを形成するアローアームドネクサスに変化している。

憐が短命ゆえに自分の身を守ることを考えず、俊敏な動きで前のめりに思い切りぶつかっていく戦い方が特徴。

Episode.35で憐が凪に誡められてからは自分の身を守ることも行うようになり、ガルベロス戦ではプロレス技も披露した。

ジュネッス同様、最終話では孤門もこの形態に変身した。

設定上は「今までのネクサスが使っていた強力光線はジュネッスブルーのスタイルでも発射可能」とあるが、本編で使った技はジュネッスのボードレイフェザーとフェーズシフトウエーブのみである。

前者はEX編でバグバズンブルードに使い、4連射でダメージを与えた。

ジュネッスブルーのポーズ一覧

ジュネッスブルーの光線・技の一覧

オーバーアローレイ・シュトローム

アローアームドネクサスから発生するエナジーコアの光の弓(アローレイ・シュトローム)光の剣(シュトロームソード)がファイナルモードを形成し、不死鳥のような巨大な光の矢を発射するジュネッスブルー専用の最強必殺技。

アローレイ・シュトロームとは異なり、発射までのポーズを省略して放っている。

大量のエネルギーを消費するため、最終局面でしか使えない

Episode.36で空中から起死回生の一撃を放ち、イズマエルを倒したが、ダークザギには片手で弾かれた。

アローレイ・シュトローム

エナジーコアの光を右腕のアローアームドネクサスに投影してアローモードを形成、光の弓を引き絞り、そのまま超高速の光の弓状の破壊光線を放つジュネッスブルー専用の必殺技。

広い命中範囲と極めて高い切断・貫通性能を持ち、対象を粒子にまで消し去る。

グランテラ、バンピーラ、リザリアスグローラー、ダークメフィスト(ツヴァイ)を倒した。

オーバーレイ・シュトロームとは異なり、爆発することが多い。

ただし、その中にも飛散し消滅する粒子を見ることができる。

ナックレイジェネレード

敵の攻撃を浄化して拳から撃ち返す技。

Episode.EXでは地面から噴き出すダークフィールドGのエネルギーを集め、光エネルギーに変換して放つことで、ストライクバニッシャーの通じないバグバズングローラーを倒した。

Episode.35ではサークルシールドで防いだメガフラシの電撃の一部を変換して撃ち返し、ダメージを与えた。

同様の性質を持つジュネッスのスピルレイ・ジェネレードの発展系であり、フィールドにある闇そのものを変換して放つことも可能。

オーバーレイ・シュトローム

両腕のアームドネクサスを前方で交差させた後、それをガッツポーズし、そしてV字型に伸ばし、両腕のアームドネクサスをL字型に組んだ状態で凄まじい光エネルギーの奔流を発射、敵を分子レベルで分解、消滅させる光線技。

コアインパルス

エナジーコアから強力なエネルギー光線を放射して敵を分子レベルで分解させる光線技。

ネクサスハリケーン

巨大な竜巻状のエネルギー波を作り出す。

ボードレイフェザー

高速飛行しながら、両手で三日月型の光刃を発射する。

スピルレイ・ジェネレード

アームドネクサスで敵の攻撃を受け止め、それを光エネルギーに変換して撃ち返す技。

クロスレイ・シュトローム

両腕を十字に組んで合わせたアームドネクサスで光をスパークさせて右手から放つ光線。