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1960~1990年代前半
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宇宙恐竜 ゼットン

基本設定

地球侵略を企むゼットン星人の操る怪獣として、『ウルトラマン』の最終回(第39話)に初登場。

ウルトラマンを完全に倒した初の怪獣であり、後年の作品への登場時にもこのことが語られている。

一般的にも最強の怪獣として認識されている。

真っ黒な甲冑のような身体と雄牛のような2本の角が特徴で、背中にはゴマダラカミキリをモチーフにした甲羅を持つ。

凹凸状の顔には点滅する発光体があるだけで目や鼻と明確にうかがえる意匠はなく、頭頂に生えている折れ曲がった2本の角が目や鼻の代わりとうかがえるが、そもそも視覚や嗅覚についての描写がないために詳細は不明である。

当初、この角は回転する予定だったが、完成作品では固定された。

この構想は、『ウルトラセブン』に登場するエレキングへ受け継がれている。

「ピポポポポポポ」という電子音や「ゼットン」と聞こえる不気味な声を発するが、これは浦野光がしゃべった声を逆回転したものである。

後年の作品では「ゼットーン」という声も発することが多いが、これは本来はゼットン星人のセリフである。

「ゼットン」という名は、ラテン文字の最後の文字「Z(ゼット)」と50音順表記で最後に記載されるカナ「ン」を組み合わせたもので、「最後の怪獣」という意味。

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