宇宙怪人 セミ人間
基本設定
『ウルトラQ』第16話「ガラモンの逆襲」に登場。
チルソニア遊星からやってきた地球侵略を意図していた宇宙人。
別名チルソニア遊星人。
変身能力に長け、地球上ではスーツを着た中性的な美しい容貌の男に化けて活動していた。
背広の形に似た透明のブレザーを着ている。
『ウルトラQ』第13話に登場したロボット怪獣・ガラモンを操っていた黒幕であり、地球人に回収され天体物理学研究所に保管されていたガラモンの電子頭脳を自ら持ち込んだ念動力のような特殊エネルギーを発生させる小型万物操作機・エスパライザーを使って盗み出す。
その後、牛山という男性が運転するトラックに同乗するが、途中のドライブインに牛山を残したままトラックを発進させ、宇宙船の待つ榛名湖に向かう。
電子頭脳から発信される電波を追ってきた万城目や警官たちにエスパライザーを用いてトラックを動かしたり、警官から銃を取り上げて発砲し殺害するなどして抵抗を試みるが、電子頭脳を万城目らに取り返され、任務は失敗。
ドライブインから万城目と行動を共にしていた牛山に自分が殺害した警官の銃で撃たれたことでその正体を現すも、侵略作戦失敗の処罰として仲間の円盤の放った怪光線で処刑された。