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1960~1990年代前半
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冷凍星人 グローザム

基本設定

『ウルトラマンメビウス』第43話「脅威のメビウスキラー」から第46話「不死身のグローザム」に登場。

皇帝であるエンペラ星人に仕える暗黒四天王の1人で地位は「豪将」。

デスレムと同じく3万年前から皇帝に従軍しており、伝説の「ウルトラ大戦争」にも参加した。

氷の塊のような鋭角的な体ランタン・シールドのような両腕が特徴。

人間と同じ大きさになることもでき、その時は青いローブをまとっている。

狡猾で卑劣な作戦を行なったヤプールやデスレムとは違い、正面から挑んでメビウスを倒そうとするが、性格は横暴で、自らの強さに慢心しきっている

人間やウルトラ戦士を甘く見ており、メフィラス星人の忠告にもまるで耳を貸さなかった。

武器は口から放つ冷気「ヘルフローズンブレス」と両腕の剣(槍)「グローザムブレード」。

一息でダムひとつを完全に凍結させ、ビームさえも氷柱に変えるほどの冷気を放つ(本人は「その気になれば地球全てを氷結させることもできる」と豪語する)上、傷ついてもすぐに再生することから「不死身のグローザム」の異名を持つ。

メビウスとの初戦ではメビュームシュートはおろかメビュームバーストを受けても瞬時に再生しメビウスを圧倒、助太刀に入ったファイヤーウインダムもまったく歯が立たず一蹴する。

さらにはメビウスの腹部を剣で貫いて完全に体を凍結させた状態でダムの壁面へ磔にし、その様子を地球人たちに見せつけ絶望感を植えつけた上、あえて止めを刺さずにメビウスを餌にウルトラ兄弟を誘い出してこれをもろとも倒そうと企んだ。

その後、GUYSのマリナとコノミがかつての防衛チーム(ウルトラ警備隊)が残した戦績を元に考案した新型メテオール「マグネリウム・メディカライザー」を用いてメビウスの治療を試みた際にこれを妨害すべく再出現するも、駆けつけたウルトラセブンに防がれる。

アイスラッガーで体を両断されても瞬時に再生し、メビュームシュートとエメリウム光線の合体攻撃を受けて爆散しても、なお再生しようとする強靭さを見せつけるが、フジサワ・アサミ博士考案によるもう1つの新型メテオール「マクスウェル・トルネード」(炎の竜巻)の直撃を体が粉々になった状態で受け、再生能力が間に合わず完全に溶けて蒸発。

格下と侮った地球人に倒される形となった。

後日譚に当たる『ウルトラマンプレミアステージ』では暗黒エネルギーの影響で他の四天王共々復活。

皇帝を復活させるためにファントン星人の息子フォンタが持つ絵本「星空の涙」を狙う。エネルギーの消耗が激しいメビウスを以前と同様に苦しめるなど相変わらずの自信と強さを見せるが、最後はウルトラマンゼアスとウルトラマンナイスとの戦いで、2人のギャグに突っ込み、そこで油断した隙を突かれて敗北。

またしても格下と侮った相手に倒される形となった。

DXウルトラコクピット版『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』にも登場し、この時の復活の原因は不明だが、本人いわく不死身だかららしい。

インペライザーを送り込んだ後、再びメビウスと戦い勝利するがセブンにはやはり敵わず、テレビシリーズと同じく「マクスウェル・トルネード」で消滅した。

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