うす怪獣 モチロン
基本設定
『ウルトラマンタロウ』第39話「ウルトラ父子餅つき大作戦!」に登場。
月の「ウサギのモチつき」伝説を信じる地球人の心が集まって生み出した怪獣。
その昔、ある男の子の伝説に対する信念があまりに強すぎたために月の影に乗り移って実体化したとされる。
木臼に顔と手足が付いたような格好をしており、人間の言葉を話すこともできる。
月出身だが、南夕子によると半分は月、もう半分は地球の怪獣であるため、ZATのレーダーには宇宙怪獣としては反応しない(月と地球の組成が同じなので、地球外物質として認識されなかったとも言われる)。
餅が大好物であり、地球の本物の餅を食べるために飛行船にぶら下がって地球を訪れる。
やがて、日本の餅は特に柔らかくて美味いということを知り、中でも名産地である新潟の米で作られた餅を味わうべく、同地への進行を開始する。
口から強力な火炎を吐いたり、両手両足を臼の中に引っ込めて転がりながら体当たりで建造物を破壊したりするが、根は子供のように単純な性格であり、夕子やウルトラの父にはまったく頭が上がらない。
年中餅ばかり食べているので力持ちらしく、タロウに力比べを挑む。
タロウに敗れた後はウルトラの父の一喝を受けて自分が餅つきの臼となり、食べた分の餅をついて弁済する羽目になる。
その後、ウルトラの父と夕子によって月へ帰された。