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1960~1990年代前半
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隕石怪獣 ガラモン

基本設定

『ウルトラQ』第13話「ガラダマ」、第16話「ガラモンの逆襲」に登場。

宇宙怪人 セミ人間によって造られた一種のロボットともいえる生体兵器。

電子頭脳からの誘導電波で操られて7万馬力の怪力で破壊を行う。

「ガラモン」は「ガラダマモンスター」の略。

劇中で、弓ヶ谷地方では隕石のことを「ガラダマ」と呼んでいることに由来する。

「ガラダマ」に登場するガラモン

弓ヶ谷に、地球上には存在しない宇宙金属・チルソナイトで構成された運搬装置の小型の隕石が落下する。

やがて隕石からは謎の誘導電波が発信され始め、太陽で黒点と無関係のデリンジャー現象が起きるとほぼ同時に弓ヶ谷付近の熊谷ダムへは巨大隕石が落下し、そこからガラモンが現れる。

巨大隕石は遊星人が地球侵略のためにガラモン(遊星人の侵略兵器)を運搬するカプセルであり、先の隕石は遊星人に代わってガラモンに指令を与える電子頭脳であった。

電子頭脳は地球人の技術による解体は不可能だったが、そこから発せられる電波を遮断することには由利子の機転で成功する。

三国山脈にある熊谷ダムを破壊して東京に向かおうとしていたガラモンは、電波遮蔽網によって誘導電波を遮断された途端、口から体液のような粘液を放出して体内機能が完全に停止する。

鰭には電子頭脳からの極超短波を受けるアンテナとしての役割があり、それによってコントロールされるという設定となっている。

「ガラモンの逆襲」に登場するガラモン

「ガラダマ」の続編として作られた「ガラモンの逆襲」では、中性的な男性に変身したセミ人間が前回の事件で天体物理学研究所の金庫に保管されていた電子頭脳を奪取したことにより、複数のガラダマが地球へ呼び寄せられて出現する。

そのうち2体以上が東京に出現し、矢印状のマークが施された特大の個体は東京タワーを揺さぶって倒壊させる。

遊星人が電子頭脳を持ったまま逃亡したため、それを停止しない限りは侵略活動が収まらない事態に陥り、最後は遊星人を追跡する万城目淳たちに電子頭脳を回収されたことで電波を遮断されたため、複数のガラモンは一斉に機能を停止する。

電子頭脳はチルソナイトという未知の物質で作られており、地球の技術では破壊できないことが劇中で語られる。

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