快獣 ブースカ
基本設定
『快獣ブースカ』第1話「ブースカ誕生」で初登場。
ユーモラスな顔とずんぐりした体が特徴的な怪獣ならぬ「快獣」。
元々は屯田 大作(とんだ だいさく)のペットのイグアナだったが、大作が自作の栄養剤「クロパラ」を与えたことにより、突然変異をおこして元の30倍の大きさになった(巨大化したり、卓上サイズにまで縮小することも出来、大作の部屋では卓上サイズでいることが多い)。
体毛は橙色だが、頭の上方他全身の模様は茶色。
腕に茶色の丸い模様がついている。
性格は争いを好まず、心優しくのんびり屋で、ナイーブな感性の持ち主。
人間でいえば年齢は小学5年生ぐらいの子供快獣である。
精神年齢も同じで、小学5年生の勉強ならスラスラとやってしまう程の頭を持つ。
自分の感情を「ブースカ語」で表現する(具体例として、喜びを「バラサ、バラサ」、怒りを「プリプリノキリリンコ、カッカッカ」、嘆きを「シオシオノパー」など)。
人間並みの知能と百トン力(りき)の怪力、飛行能力や透明化、分身、光線発射など、様々な超能力を持つ。
頭に生えている角のような「ブー冠」を温めると大学教授以上に頭が冴えるが、逆に冷やされると幼稚園児並みに頭が悪くなってしまう。
また、前述した超能力はここで作られるブースカニウムという物質をエネルギー源に使っているため、ブー冠が取れると全ての超能力が使えなくなる。
また、激情した時はブー冠が光ったり煙を上げたりする。
ラーメンが大好物で、一度に軽く30杯は平らげる。
熊のような耳は精神を集中すれば10キロ先の会話も聞こえる。
鼻は警察犬並で、特にラーメンの匂いは10キロ先でも嗅ぐ事が出来る。
丸く愛嬌があり、邪念が感じられない目は夜間では車のライトのように光り、どんな暗闇でも見通すことが出来る。
ブタのような尻尾は5mほど伸ばせて、物を掴むことができる。
カメが大の苦手。
また、デベソを触られると笑いが止まらなくなる。
元々熱帯生まれのせいか暑い所が好きで、逆に寒い所が苦手。
素直なので泥棒やあくどい人間に利用されてしまうこともあった。