亡霊怪獣 シーボーズ
基本設定
『ウルトラマン』第35話「怪獣墓場」に登場。
宇宙にあるウルトラゾーンの中の、かつてウルトラマンに倒された怪獣の霊が漂う「怪獣墓場」と呼ばれる特殊空間から、月ロケット一号にしがみついて地球に落ちてきた怪獣。
二足歩行型恐竜が白骨化したかのような姿をしており、骨のみで身体の主な部分が構成されている。
また、吸盤が指先にあり、ビルを器用に登る。
科学特捜隊が怪獣墓場で遭遇した際には、「地球では見たことがないのでどこか別の惑星で倒されて追放された怪獣」と予想する。
高層ビルの屋上から飛んで怪獣墓場に帰ろうとするが、飛行能力が備わっていないために失敗し、怪獣墓場に帰りたいがためにふてくされる。
暴れたり科学特捜隊と戦う素振りも見せないことから、怪獣墓場に帰りたがっていることを察知した科特隊により、月ロケット二号にワイヤーで括り付けてもう一度宇宙に送還する作戦が実行されるが、失敗する。
そこに現れたウルトラマンも宇宙へ運ぼうとするが、無重力圏に運ぶ途中でエネルギーが尽きて墜落する。
再度、月ロケット二号をウルトラマンの姿に修理・改造したウルトラマンロケットで宇宙へ帰す科特隊の作戦が実行され、ウルトラマンの協力もあって無事成功し、怪獣墓場へ帰る。