高原竜 ヒドラ
基本設定
『ウルトラマン』第20話「恐怖のルート87」に登場。
伊豆の大室高原に建っている高原竜ヒドラの石像に瓜二つの怪獣。
先史時代から日本に生息する始祖鳥の一種とされるほか、半年前に国道87号線のトラックによる轢き逃げ事故で死んだ山鳥が好きなムトウ・アキラ少年の魂が乗り移っている、もしくはその化身や交通事故で亡くなった少年たちの化身や守り神とされる。
大室山の火口から現れると、自動車を憎むアキラの意思のまま、轢き逃げ事故を起こしたトラックを探して事故現場となった国道87号線のトラックやタンクローリーを襲う。
設定ではマッハ2の突風を放つとされる。
ウルトラマンとの戦闘では、高熱火炎と嘴で攻撃したり、素早い動きでスペシウム光線を回避したりと優勢に渡り合う。
やがて、ウルトラマンは空中へ逃げたヒドラにスペシウム光線で止めを刺そうとするが、その背中にアキラの魂が乗っていることに気付き、静かに見送る(魂はウルトラマンとフジ隊員にしか見えない)。
轢き逃げ犯が自首した後、ヒドラは出現しなくなった。