超古代怪獣 ゴルザII
基本設定
『ウルトラマンダイナ』第43話「あしなが隊長」に登場。
ゴルザの細胞が何者かに命を与えられて強化再生したと思われる個体。
霧門岳の地底で噴火を誘発させ、ネオドリルビームを受け、霧門岳から再び地上へ出現して破壊活動を開始する。
顔が小さめになり、下顎から垂直に突き出た牙が若干斜め手前に傾いており、両腕が大きくなっているなど、容姿は『ティガ』登場時と大きく変わっている。
口から朱色の光線を放つ能力を持ち、これでムカイ班長の乗るコネリー07を撃墜する。
TPC中戦車部隊の砲撃やテライ式熱線砲車の熱線、スーパーGUTSのガッツディグのアトミックサンダーなどの攻撃では微動だにせず、ダイナをもその強力なパワーとそれを活かした張り手と太い尻尾を使った攻撃、そして熱線によって追いつめる。
その戦いぶりは余裕綽々で、ダイナの打撃攻撃を軽く受け流したり、足や尻尾を用いた足払いをかけて転倒させたりしている。
ビームスライサーを胸で吸収して自身のエネルギーに変え、ソルジェント光線の光線エネルギーを吸収して火炎と混ぜて強化した熱線を口から放射するなどダイナを圧倒するが、ヒビキの
「怒りの気持ちをコントロールできて初めて人間はもっと強くなれる」
という言葉が脳裏によぎったことで冷静さを取り戻したダイナのフラッシュチョップを腹部に受け、同じところにもう一度通常時とはエフェクトの異なるソルジェント光線を受けて絶命する。
復活させた黒幕は不明で、カリヤはスフィアの仕業ではないかと推測する。
書籍ではそのために復活したともされているが、断定はされていない。