俊敏策士 ヒュドラム
基本設定
『ウルトラマントリガー』第3話より登場。
普段は紳士然とした口調で、巨人たちの中で最も慇懃無礼だが実際は陰湿かつで残忍な性格で、わざと相手の感情を逆撫でしたり、策を弄して搦め手をするなど智謀を凝らして相手を欺いて絶望や自滅に陥れたその姿を鑑賞することに何よりの愉悦とする卑劣漢である。
一方で、事が思うように運ばずに思惑が破綻して激昂すると下劣な本性が露呈して荒々しい口調となり、仲間の制止にも耳を貸さず暴走する癇癪持ちでもある。
戦闘では力で劣るものの、狡猾な策を巡らす知能戦や、右腕に隠し持つ刃・ダガーヒュドラムと共に機動力とスピードを活かした高速戦など多彩なスタイルをとる。
必殺技は、畳んだ状態のダガーヒュドラムを肘打ちの要領で敵に突き込むヒュドエルボーやダガ―ヒュドラムから放つ強烈な風を伴う斬撃真空波・ヒュドラスト。
カルミラやダーゴンに先んじて本編の100年前に復活し、リシュリア星を滅亡させた。
現代ではエタニティコア入手のカギとなるユザレを狙い、怪獣を使役しながら憑依先のユナを覚醒させるべく行動を起こす。
イグニスがユナをさらってエタニティコアに近づこうとした際、遂にカルミラとダーゴンを裏切り、ユナを利用してエタニティコアに近づこうとする。
しかしイグニスが変身したトリガーダークによって阻まれ、ケンゴがユナの協力を得て作ったグリッタートリガーエタニティキーを使用したトリガーダークのダークゼペリオン光線に敗れる。
それでも弱体化した状態で生き残り、ケンゴたちへ復讐しようとするが、拘束を逃れたカルミラによって不意打ちされて致命傷を負い、その闇エネルギーを奪われる。
GUTS-SELECTとメガロゾーア(第二形態)との最終決戦では、その体から溢れた闇にその姿を借りられ、ナースデッセイ号に侵入する。